保育士を目指して専門学校への入学を希望する場合、各学校の規定に応じて入学試験を受けなければいけません。試験形式はさまざまで、現役生の場合は一般入試の他に、AO入試や指定校推薦入試があります。またすでに高校を卒業している人を対象とした一般入試や社会人入試が行われる学校もあります。一般的な傾向として、一般入試では学力筆記試験や面接、小論文もしくは作文の提出などが求められます。
AO入試とは、学力試験ではなく高校時代の成績や小論文、面接などで、学校側が求める人物であるかどうかを判定するという入試形式です。保育士になりたいという熱意が重要です。指定校推薦とは、専門学校側が指定する高校に在籍し、校長から推薦を受けた人が受験することができる試験形式です。推薦書や調査書による書類選考と面接などにより合否を判定します。
いずれの場合も、専門学校により試験内容は異なりますので、志望校によく確認しましょう。保育士専門学校の入学試験では、熱意や関心の高さが評価される傾向にあります。とはいえ、もちろん将来的に保育を志す以上、勉強を疎かにしてはいけません。高校での学習はしっかりと頑張りましょう。
志望する学校の入試に面接がある場合は、保育士を志望する理由、その学校を志望する理由、将来どのような保育者となりたいかなどをしっかり説明できるようにしておきましょう。また、長所や短所、得意なこと、高校生活でがんばったことなどもまとめ、自己紹介や自己PRを求められた時にしっかり答えられるようにしておくといいでしょう。
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